みなさんこんにちは!
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2019年3月24日。
まさに今日、ブラインドサッカーを初めて観戦してきました!!
チケットを買うところからブラインドサッカーのルール、観戦のマナーまで、僕たちが初観戦で感じたことを余すことなく伝えていきます。
目次
チケットの買い方
初めてのことだと不安ですよね。僕も、上手くできなかったらどうしようとビクビクしていましたが、心配はいりませんでした。
コンビニで簡単に購入できます。
まず、試合があるか調べる
観戦しようと思っても開催されていなければ、試合を見ることはできません。そのため、ブラインドサッカー関連の公式ホームページを見て、下調べをしましょう。
まず見るべきは、
そして、日本ブラインドサッカー協会の公式ホームページを見てみると開催中の大会が紹介されている場合があります。その時は、大会の公式サイトもチェックしましょう。
今回の場合、IBSAブラインドサッカーワールドグランプリが行われていたので、公式ホームページを確認します。
チケット情報を確認する
席種は上記のようになっています。
透明フェンスシートとは、
席数に限定があり、全席指定席です。
透明のフェンスの真裏から大迫力でお楽しみいただけるピッチサイドのシートとなります。
日本ブラインドサッカー協会に登録
見たい席が決まったら、購入に向けて日本ブラインドサッカー協会に無料会員登録をします。登録は数分で終わります。これは、2回目以降の方は必要ありません。
チケット購入手続きをする
会員登録が終わったら、購入手続きへとはいります。
席種を選択し、枚数などを入力していきます。
同じように、支払い方法と発券方法も選択します。
支払い方法は2種類です。
- クレジットカードで支払い
- ファミポートで支払い
チケットの受け取りは2種類
- 紙媒体
- Quick Ticketというオンラインチケット
Quick Ticketは、送られてきたメールのURLを開くだけでよく、非常に便利でした。
Ticketを無くしやすい人や持ち物を減らしたい方は、ぜひお使いください!
とても使いやすかったので、僕はもうオンラインチケット派です。
ここで、クレジットカードで支払う方にはクレジットカード情報の入力が必要になります。
コンビニ支払いの方は、予約を行うと登録したメールアドレスに「予約完了通知」が届きます。そのメール内の支払い方法に従ってください。
これでチケット購入は終了
あとは、忘れずに会場へとチケットを持っていけば完璧です!!!
ブラインドサッカーって?
https://twitter.com/foottired/status/1109702454042492928
「B1・B2・B3」とクラス分けがされており、「B1」がブラインドサッカー、「B2・B3」がロービジョンフットサルとなっています。
1990年代から日本では独自のルールでプレーされており、2001年頃からIBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟)の国際ルールが普及され始めました。
2002年には「日本視覚障害者サッカー協会」、現在の「JBFA(日本ブラインドサッカー協会)」が発足し、2014年には日本でアジア初の世界大会が開催されました。
次はルールについて紹介していきます。
ブラインドサッカーのルール
ブラインドサッカーの主なルールはこちらです。
「ブラインドサッカー」のルールその1
・5人制
・全盲のフィールドプレイヤー4人と晴 眼者または弱視者がキーパーが1人
・試合時間は前後半20分ずつ#burasaka#blindWGP— foot tired/大学生2人の趣味ブログ (@foottired) March 24, 2019
「ブラインドサッカー」のルールその2
『ボイ!(Voy)』
ボールを保持している相手に向かう時に発しなければならない言葉です。
選手同士の危険な衝突を避けるためのルールで、発しないと『ノースピーキング』というファールを取られてしまいます。『Voy』はスペイン語で『行く』という意味です。— foot tired/大学生2人の趣味ブログ (@foottired) March 24, 2019
「ブラインドサッカー」のルールその3
『アイマスクとヘッドギアの着用』
全盲の中でも様々な人がいます。なので公平にするためにアイパッチをした上からアイマスクをすることが義務付けられています。
また頭部の傷害予防のためにヘッドギアの着用も義務づけられています。#burasaka#blindWGP— foot tired/大学生2人の趣味ブログ (@foottired) March 24, 2019
「ブラインドサッカー」のルールその4
「サイドフェンス」
普通のサッカーやフットサルとは違い、サイドラインに1mほどのフェンスが設置されます。選手が位置を把握するのに役立ち、フェンスを利用したパスもあります。#burasaka#blindWGP— foot tired/大学生2人の趣味ブログ (@foottired) March 24, 2019
「ブラインドサッカー」のルールその5
『ガイド(コーラー)』
敵のゴール裏に立ち、選手にゴールの位置や角度、距離、シュートのタイミングなどを伝える役目があります。
『ゴールキーパー』
晴眼者か弱視者が務め選手にディフェンスの指示を出します。#burasaka#blindWGP— foot tired/大学生2人の趣味ブログ (@foottired) March 24, 2019
「ブラインドサッカー」のルールその6
『PK』
通常のPKはペナルティエリア内での反則で相手に与えられ、ゴールから6m離れて蹴ります。
『第2PK』
前後半それぞれでチームのファール数が累積で6を超えると与えられるPKです。ゴールから8mの距離で蹴ります。#burasaka#blindWGP— foot tired/大学生2人の趣味ブログ (@foottired) March 24, 2019
「ブラインドサッカー」のルールその7
『ボール』
ブラインドのサッカーで使用するボールは転がると音が鳴る特別なボールです。選手はこの音でボールの位置を把握します。— foot tired/大学生2人の趣味ブログ (@foottired) March 24, 2019

(黒い服を着ているのがガイド(コーラー)です。)
ルールの基礎はフットサルと同じですが、多くの部分がブラインドサッカー用のルールとなっています。

会場のビジョンにはこのようにどのような反則があったのかを映し出すのでとても分かりやすかったです。
会場で実際にブラインドサッカーを体験できるブースがあるのですが、そこで体験してみると思った以上に難しく、ボールからなる音やコーラーの人の掛け声がとても重要だと感じましたね。
観戦のマナー
ブラインドサッカーは「音」がとても大切なスポーツです。
なので観戦中は静かにしましょう。スタッフの方も注意を促しています。
もちろんゴールが決まった時には盛り上がりましょう、その盛り上がりでプレイヤーはゴールを知ることになるからです。
会場で感じたゴール時の盛り上がりはとても胸を熱くさせてくれました!!

(決勝イングランド×アルゼンチンのキックオフ前の様子)
最後に
今日は人生初のブラサカ観戦へ!
パラスポーツを観るのも初めてな今回。強く感じたのパラスポーツかどうかは関係無く、どんなスポーツであっても感じる熱量は変わらないということ。プレイヤー・スタッフ・サポーター・ファン、関わる全ての人が生み出すエネルギーはとんでもなく胸を熱くする!— foot tired/大学生2人の趣味ブログ (@foottired) March 24, 2019
来年、2020年には東京で夏季パラリンピックが開かれます、身近にスポーツを感じるまたとない機会です。
皆さんでブラインドサッカー、パラスポーツを盛り上げていきましょう!!