みなさんこんにちは!
本日、3月5日は映画『バンブルビー』の日本公開日です。
ということで、早速映画館へと足を運んできたので、ネタバレなしでレビューしていきたいと思います!
作品情報
『バンブルビー』はハリウッドで実写化された『トランスフォーマー』シリーズのスピンオフ作品です。
シリーズで主人公の相棒を務める人気キャラ「バンブルビー」をメインとした作品となっています。
バンブルビーが『トランスフォーマー』シリーズ以前はどこで何をしていたのか、どのようにシリーズへと繋がっていくのかそれが明かされる作品となっています。
監督は「トラヴィス・ナイト」。彼はナイキ創業者「フィル・ナイト」の次男で、今まではストップモーションアニメなどを手掛けていました。
今作は初の長編実写映画の監督を務めます。
そんな『バンブルビー』のレビュー早速いってみましょう!
1人の少女と1人のロボットの友情物語
今作は今までの実写版「トランスフォーマー」シリーズの良さをしっかりと残しつつ、シリーズでは少し薄かった部分を濃くすることによってシリーズへの新たな可能性を示したかのように感じました。
今作の最大の特徴は1人のトランスフォーマーに焦点を当て、そのトランスフォーマー「バンブルビー」と少女「チャーリー」の交流を中心に物語を展開していくという点です。
実写版「トランスフォーマー」シリーズの特徴といえば、とにかく派手な映像であるということがあげられると思います。
もちろんシリーズの監督はあのベイヘムでお馴染みの「マイケル・ベイ」なので、そこが最大の魅力であることは間違いありません。
それと同時に地球を舞台にトランスフォーマーたちが戦うわけですから、人間とトランスフォーマーの交流も描かれてきました。
しかし、その交流の部分がどうも希薄に感じてしまう部分がありました。特にシリーズが進むにつれ映像に迫力が増せば増すほど、それを感じてしまう部分がありました。
そしてシリーズのマンネリ化を指摘する声も多くなりました。
そんなシリーズの中で人間との交流を中心として担い続けてきたのが「バンブルビー」です。
シリーズでは常に主人公の相棒という立ち位置で、トランスフォーマーの中でも特に人間らしい表情を見せてきました。そんなところが特に愛されるキャラクターとなった要因でもあります。
そして今作、そんなバンブルビーをメインに据えることでバンブルビーの良さを十分に引き出し、シリーズでは薄く感じた人間との交流を思う存分描き出しています。
心にぽっかりと穴が開いてしまったチャーリーと少しおちゃめなバンブルビーの関係はまるで人間の親友のようなものです。
チャーリーの心の穴を知らず知らずのうちに埋めていくバンブルビーの姿はなんとも愛くるしいものでした。
「トランスフォーマー」シリーズは制作に「スティーヴン・スピルバーグ」が関わっているのですが、今作のバンブルビーとチャーリーの関係は『E・T』のような未知との出会いと交流を感じさせました。
また他にも映像的な部分で、トランスフォーマーたちに今までのメカメカしさよりも、より人間味を感じましたね。
シリーズの醍醐味である派手な映像も顕在です。
そのように今作は、今まであったものと無かったものを融合させることに見事に成功し、新たな可能性を感じさせてくれる一作でした。
最後に
今作はトランスフォーマーのファンから、初めて観る人まで。誰にでもおススメできる作品です。
鑑賞後には2人の友情心に心があったかい気持ちになっているはずです。
是非ご覧になってください!